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試合中の様子
その1 試合結果とファンの様子
この時の試合結果については、まず、翌朝の新聞のスポーツ面をご覧ください。

22分にマカーイが、45分にバラックがシュートを決めて2−0で前半を折り返し、後半58分にシュバインシュタイガーが3点目を、それから雨足が強くなった瞬間に奇しくもヘルタに移ったニコ・コヴァチが1点反撃、88分にサリハミヂッチが4点めを決めて、結局4−1でバイエルンの圧勝で終わりました。
やはり、間近で見ると(前から8列め)、迫力が違いますね。特に、テレビでは普段移らないところ、ボールを持っていない選手が、味方がボールを得たと見るやスペースに走り込むそのダッシュの速さとか、敵の袖をひっぱる具合だとか、いろんな駆け引きだとか、もう目が2つでは見るのに足りない感じがしました。
しかし、私はただのミーハーなファンですので、たぶん、プレイヤーの本当のすごさは分かってないんだろうなあと自分でも思います。と言うわけで、あとは応援について書くことにしましょう。
まず、驚いたのは、バイエルンファンのマナーのよさです。単に酒に強いだけなのかもしれませんが、あれだけ皆さん試合前にビールなど飲んでいたのに、酔っぱらった人がいません。
席を見渡すと、私の左隣りには、いきなりヘルタ・ベルリンファンの親子がいました(!)。でも、普通に溶け込んでいて、周りも何も言いません。また、子供をたくさん連れたお父さん、若者、年輩のご夫婦など、あらゆる人々がのんびり腰をおろして観戦していました。ここでは、サッカーを見ることは、特別でもなんでもない、普通のみんなの楽しみなのです。羨ましい限りですね。
ところで、私の席は(熱狂的なファンが陣取る)ゴール裏ではありませんでしたが、後ろの方に、興奮して、怒鳴っているおじさんがいました。(これは、地元のJリーグでもよく見る光景です) ところが、私のななめ前にいたおじさんが振り返ると、彼に、「”テリブル”(おっかないなあ)」と言うではありませんか。すわ怒鳴りあいか!と身構えたのですが、どうしてどうして。私の周りにいたファンたちは、みんな彼を振り返ると笑って同意し、当のおじさんも、「つい興奮しちゃってねえ」みたいな事を(たぶん)照れくさそうに言うと、あとは結構静かにしていました。個人的には信じられない光景でした。(特に、私の地元のJリーグではありえない!)
もっとも後で分かりましたが、これは、いかにもミュンヘンっ子らしい一場面だったようです。ミュンヘンの人は、言いたいことははっきり言いますが、言われた方もからっと受けて、むっとしたりはしないようなのです。マナーについては特にそう感じました。迷惑だと思ったらはっきり言うのですが、言われた側は素直に「そりゃ悪かったかな」てな感じで改めて、おしまいなのです。感心しました。
その2 応援の仕方へ
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